こんにちは!かんてい局亀有店です。
プラチナとは
プラチナとは、日本語で白金とも呼ばれる貴金属の一種です。
ジュエリーに用いる場合は多くの場合、純金と同じように純プラチナは柔らかくしなやかな貴金属素材であるため
そのままでは柔らかすぎて、ジュエリーの使用には向いていません。そのため他の金属、パラジウムやルテニウムなどと混ぜ合わせて合金にし
硬度や強度を高めて使用することが多いです。
そのしなやかで粘り強い性質から、小さな爪でも大切な宝石をしっかりと抑える強度を持ち合わせ、耐熱、耐酸性にも優れています。
プラチナは地球上で採れる量が非常に限られていて、人類が手にした全てのプラチナを合わせても6.000トンほどと
ゴールドの約1/3の量しかありません。また、プラチナは南アフリカやロシアなどの限られた地域でしか産出されません。
その特別性と希少性も素材として人気が高い理由です。
プラチナの特徴・種類
プラチナは純度が高ければ高いほど値段が上がり、金属アレルギーを起こしにくいです。
融点が他の貴金属に比べて比較的高く、化学的に安定した性質を持っていると言われていますが
柔らかく傷つきやすいという特徴も併せ持っています。
金と同様にイオン化傾向が低く、酸化が起こりにくいことから、サビがつきにくく、耐腐食性に優れていると言えます。
<プラチナの種類>
Pt999(Pt1000)
プラチナの純度が最も高い99.99%のものです。
2011年まではPt1000と表記されていましたが、現時点で100%のものは存在せず、2012年に造幣局によって表記の仕方が変更されました。
Pt999はインゴット(延べ棒)とそれ以外で価格が異なります。
Pt950
プラチナの純度が95.0%のものです。
プラチナジュエリーの国際基準として定められているのがPt950以上であるため、海外の高級プラチナジュエリーではPt950がよく使われます。
Pt900
プラチナの純度が90.0%のものです。
10%の割り金が使われており、Pt999やPt950と比べて強度が高く、加工がしやすいことから、日本国内で販売されているプラチナの多くの宝飾品がこのPt900を使用しています。
Pt850
プラチナの純度が85.0%のものです。
日本において、プラチナ製品と認められる最低ラインです。
プラチナの用途
工業用として
世界的に見て、プラチナの最も大きな用途は工業用です。
特徴として前述したとおり、性質が変わりにくく安定した品質を長期間キープすることができるので、自動車や医療機器などに
多くのプラチナが使用されています。
宝飾品として
ヨーロッパやアメリカでは、プラチナのほとんどが工業用として使用されていますが、中国や日本では宝飾品としての人気が根強く残ってます。
プラチナはダイヤモンドとの相性が良いと言われており、ダイヤモンドを留める爪立てとして現在でも高価格帯のジュエリーに多く利用されています。
まとめ
今回はプラチナの特徴と用途についてご紹介しました。
金と違い、プラチナは一時の高騰から落ち着いてきた感がありますが、プラチナの価格が下がったと言うよりは
金の価格上昇が少し異常な数値を示している、と考える専門家が多いようです。
金やプラチナなどの貴金属は、毎日公開されている金相場に従って買取価格を決定しています。
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