宝石の王様ダイヤモンド。

親から譲り受けたがデザインが気に入らないからいらない。

婚約指輪でもらったけど、訳あって・・・

など、自分で買っていたらいくらくらいで売れたらいいなというイメージはできますが、貰い物だとイメージしづらいと思います。

このブログでお客様が売るときの、お力になれればとブログを書かせていただきます。

目次

1、4Cとは

1-1　Carat(カラット）

1-2　Color（カラー）

1-3　Clarity(クラリティ）

1-4　Cut(カット）

2、鑑定書があれば一緒にお持ちください

3、まとめ

 

 

1、4Cとは

4Cとは、カラット(Carat)、カラー(Color)、クラリティ(Clarity)、カット(Cut)の頭文字を取ったもので、ダイヤモンドの品質を表す国際基準です。

小池都知事が言っていた「５つの小」みたいなものです。

 

1-1、Carat(カラット）

カラットの語源は昔インドでダイヤモンドの計量に、いつも同じ大きさのカロッブ（いなご豆）の実の粒を使ったのに由来しています。ダイヤモンドのカラット重量とは、ダイヤモンドの重さの測定です。 基準の「カラット」は200ミリグラム(0.2g)と定義されています。もちろん大きいダイヤほど希少なため値段は高くなります。

 

製品になってるものだと、リングの内側に1.05ctなどの刻印がうたれています。

たまに古い製品の刻印で、ダイヤモンドの石目を、センターストーンとメレーを合計して刻印しているものがあります。

電子ノギスなどで直径を測らせていただきます。

 

1-2　Color（カラー）

評価は、無色を表すDで始まり、色味が濃くなるにつれZとなっていきます。

色が無色に近いほど値段は高くなります。

ダイヤモンド買取りの場合、蛍色性はマイナス評価となります。

「HPHT処理」とは高温高圧処理の事ですが、熱処理をおこなう事で、ダイヤモンド内の原子レベルの欠陥を修復したり、窒素など、不純物元素の状態を変化させることで、色を改善することが出来ます。

 

1-3　Clarity(クラリティ）

天然ダイヤモンドは、炭素が地球深部で強烈な熱と圧力にさらされた結果としてできたものです。 このプロセスは、「インクルージョン」と呼ばれる様々な内部特徴と、「ブレミッシュ」と呼ばれる外部特徴という結果をもたらすことがあります。インクルージョンや傷はとても小さいので、一般の方では見分けるのはとても難しいです。

 

 

1-4　Cut(カット）

ダイヤモンドのカットグレードは、ダイヤモンドのファセットが光といかに良い相互作用を持つかを評価するものです。

カット評価は、最終的に5段階（Excellent=EX、Very Good=VG、Good=G、Fair=F、Poor=P）のグレード評価で行われます。ファセット（宝石を研磨して平らにした面のこと）の大きさや形、対称性（シンメトリー）、研磨の正確さや質（ポリッシュ）、キューレット（カットダイヤモンドのパビリオンの先端のファセットのこと）の大きさと状態、ガードル面の状態などから判断されます。

2、鑑定書があれば一緒にお持ちください

鑑定書（ダイヤモンドグレーディングレポート）とはダイヤモンドの品質を評価証明するもので、ダイヤモンド以外の宝石には付属しません。また、鑑定書は天然のダイヤモンドにしか付属しません。

GIAとCGL(中央宝石研究所）の2つが有名な鑑定機関です。

3、まとめ

実際に売るときには、ベテランの鑑定士がいるお店をおススメいたします。

ブランドのバッグや時計などと違って、ダイヤモンドはどれだけ多くのダイヤモンドを見たかの経験がものを言います。経験の浅い鑑定士だと赤字を恐れて、評価が厳しくなりがちです。最近は写真を撮って提携してる鑑定機関に値段をだしてもらうお店もあります。提携業者も数多くのダイヤモンドを見ているので、そこは信頼してもいいかもしれません。

 

合成ダイヤモンドが市場に出始めています。

ダイヤモンドの市場はどのようになっていくのでしょうか？

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